2025.12.04
お客様紹介
小出松寿作 西陣織袋帯 三曲屏風親王飾り
こんにちは。
本日は、東海市よりお越しのM様のお雛飾りをご紹介いたします。

シャンパンゴールドのお屏風に、西陣織袋帯ならではの艶やかな風合いが美しく映え、
やわらかな輝きとともに、上質な気配を纏ったお雛飾りでございます。

お衣装には、老舗・西陣織の機元が丹精込めて織り上げた袋帯を用いました。
意匠には、七宝繋ぎに宝相華文様があしらわれています。
七宝繋ぎは、円が四方へと連なり、絶えることなく続いていくことから、
「ご縁が途切れず、吉きことが幾重にも広がっていく」ことを願う吉祥文様。
また宝相華は、仏の世界に咲く理想の花とされ、
気高さと幸福、そして永遠の繁栄を象徴する格調高い文様でございます。

大変質の良い、しっとりとした絹糸を用い、
控えめでありながらも品のある煌めきが、
装い全体に静かな華やぎと深い奥行きを添えています。

お屏風には、藤と枝桜がすべて手描きで描かれております。
パール感のある上質な輝きが、お衣装とやさしく調和し、
空間全体に、凛とした中にもやわらかな荘厳さをたたえています。

お顔は、当店オリジナルの「桃」。
愛らしい桃色のお化粧に、ふっくらとしたやさしい微笑み。
その表情が、お雛飾り全体をそっと包み込み、
見る人の心にも温かな気持ちを運びます。
おてては、手足師・澤野先生による練り手でございます。
やさしい丸みを帯びたそのかたちは、多幸感にあふれ、
お人形の格調をさらに高める、確かな手仕事の結晶です。

この度は、当店にて大切なお雛飾りをご用命いただき、誠にありがとうございます。
M様ご家族とお嬢さまのもとに、
健やかなご成長と、やさしい幸せが幾重にも紡がれていきますよう、
心よりお祈り申し上げます。
