こんにちは。
本日は大府市からお越しのI様の
お雛飾りのご紹介でございます。

令和の即位の礼を記念した、
天皇陛下と皇后陛下のお衣装を模した
大変格式高いお雛飾りでございます。

男雛は天皇陛下のみがお召しになれる
「黄櫨染」のお衣装でございます。

文様には「桐竹鳳凰麒麟文様」が織り込まれております。
鳳凰は皇帝が即位する際に現れる瑞鳥として中国から渡来しました。
鳳凰は桐の木に住み、竹の実を食べていたことから「桐竹鳳凰紋」、
そこに幸せや平和を象徴する「麒麟」を加えた文様でございます。

女雛は小葵の地文様に、「向松喰鶴紋」の丸紋が配されています。
鶴は真っ白なボディであることからお嬢ちゃまの純白なお心や、
夫婦で添い遂げることから夫婦円満の意味を持つ吉祥文様でございます。

お屏風には左右の格子が雰囲気のある松のお屏風を、
お小物も一つずつじっくりとお選びいただきました。

この度は立派で格式高いお雛飾りをお選びいただきまして
誠にありがとうございます。
お嬢ちゃまの健やかなご成長とご多幸を
お祈り申し上げます。