2023.01.29
お客様紹介
田村芙紗彦作 帯地菊紋様 麻和紙屏風親王飾
こんにちは。
本日は刈谷市からお越しのお客様の
お雛飾りのご紹介です。
![ブログ画像](https://ningyo-kanie.jp/wp-content/uploads/2023/01/image-2-9.jpg)
淡い藤色の優しさを感じる麻和紙のお屏風に、
菊や牡丹が豪華に織り込まれた帯地のお衣装の
お雛飾りでございます。
![ブログ画像](https://ningyo-kanie.jp/wp-content/uploads/2023/01/img_8050-768x1024.jpg)
独自の色合わせでモダンなお衣装が得意な
田村芙紗彦作。
帯地(お着物の帯から作られたお衣装のこと)の
お衣装には金糸や銀糸がふんだんに織り込まれることで
大変華やかさがございます。
お柄は菊や牡丹などの吉祥紋様でございます。
菊は奈良時代に中国から伝来した花で、
重陽の節句に長寿を願って菊酒を飲む習慣が
ございました。
また皇室のお紋としても使われる菊は
大変格調高い紋様でございます。
![ブログ画像](https://ningyo-kanie.jp/wp-content/uploads/2023/01/img_8047-768x1024.jpg)
女雛も同じ帯地のお衣装で、
重ねは白を基調とすることでモダンな印象です。
ほんのりと効かせた桃色や藤色の重ねが
柔らかさを演出してくれます。
牡丹は小さな蕾から大輪の花を咲かせるお花で、
富貴の象徴として古くから愛されてきた
お柄でございます。
![ブログ画像](https://ningyo-kanie.jp/wp-content/uploads/2023/01/img_8049-768x1024.jpg)
お屏風は当店オリジナルの麻和紙屏風でございます。
麻の繊維は太くて長いので和紙の風合いが
よりしっかりと出ます。
淡い藤色もお衣装の雰囲気と合っていて素敵です。
![ブログ画像](https://ningyo-kanie.jp/wp-content/uploads/2023/01/img_8048-768x1024.jpg)
お顔は当店プレミアムクラスのお顔を
お選びいただきました。
胡粉塗りのお顔はよりしっとりと艶があり、
お化粧も優しいお色の美人顔でございます。
また、お衣装に合わせてお扇子も
銀色のタイプをお選び頂きました。
当店ではお小物までカスタマイズして頂けますので、
こだわり抜いたお雛飾りをお選びいただけます。
![ブログ画像](https://ningyo-kanie.jp/wp-content/uploads/2023/01/img_8046-768x1024.jpg)
この度は素敵なお雛飾りをお選び頂きまして
誠にありがとうございます。
お嬢ちゃまの健やかなご成長とご多幸を
お祈り申し上げます。
★お雛飾りの詳細
人形作家:田村芙紗彦
頭師:熊倉基安
台のサイズ:幅80cm 奥行40cm 高さ38cm