こんにちは。
本日は春日井市からお越しのOさまの

お雛飾りのご紹介です。
　

　

金屏風に紺色と朱色の親王が

クラシカルな印象のお雛飾りです。

　

お衣装の地文様には有職文様の一つである

小葵文様が織り込まれています。

全体的なお色味は紺色と朱色で落ち着いた印象ですが、

鮮やかな色糸で織りなされた対い（むかい）鶴紋が

お衣装に華やかさを添えます。

　

　

伝統工芸士　望月龍翠ならではの

お着物の袂が床につく自然な作り、
また等間隔にずらされたお裾が大変上品で、

どこから見ても美しいお仕立てです。

　

　

お屏風には金屏風をお選びいただきました。
他の金屏風とは違って黒いふちがないので、

シンプルモダンにお飾りいただけます。

　

　

お顔は頭師　熊倉基安作で、目もとがスッとした

気品のあるお顔でございます。

　

　

一つ一つのアイテムをじっくり悩まれて

お選びいただいたお客様。
親王の畳台のお色味にもこだわり、

お雛様らしい、素敵なお雛飾りになりました。

この度はご遠方からお越しいただき

誠にありがとうございます。

　
お嬢ちゃまの健やかなご成長とご多幸を

心よりお祈り申し上げます。