2022.11.24
お客様紹介
望月龍翠作 有職文様 木蓮屏風親王飾り
こんにちは。
本日は名古屋市緑区からお越しのHさまの
お雛飾りのご紹介です。
紺と朱色のお衣装が金屏風に映える、
美しい親王飾りをお選びいただきました。
お衣装には伝統的な有職文様をお選びいただきました。
有職文様とは、平安時代の貴族が愛した高貴なお柄。
中でもこちらのお衣装に使われている
「浮線綾丸紋」は代表的なお柄の一つで、
唐花をモチーフに作られた文様です。
龍翠先生の力強さと繊細さがなせる技により
つくられた美しい体型が、
さらにお衣装を引き立てます。
お屏風で悩まれたお客様。
木蓮の可憐ながらも品のあるお屏風を
お選びいただきました。
木蓮は清楚な白い花を咲かせるため、
崇高さ、高潔な心といった花言葉があります。
また、太古から存在していた木花であるため、
ご長寿やお嬢ちゃまへの変わらぬ愛情を願う
意味合いも込められています。
大切なお嬢ちゃまのためにじっくりと
お選びいただいたお雛様、
ぜひ毎年お飾りいただけますよう願っております。
この度は誠にありがとうございました。
お嬢ちゃまの健やかなご成長と
ご多幸をお祈り申し上げます。