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2017.01.11

スタッフブログ

豆知識

選び方

おひな様の正しい選び方

長年お嬢ちゃまの成長を見届けるおひな様。

ここ最近、サイズはコンパクトになりながらも
素材にこだわった作りの良いお人形を選ばれるお客様が多いです。

そこで、知っておきたいポイントをお教え致します。

1.お顔
現代風のお顔や古典的なお顔、色々な種類があると思います。
ここで大事なのが、頭師と呼ばれる職人が製作されたものかどうかです。
流通する多くのお顔は、安価にせ作されたものが多く、型を抜いて細工を
省き髪の毛は化繊(ナイロン製)でテカリが目立ちやすいです。

当店のおひな様は、全てが頭師さんの製作によるもので髪の毛はスガ糸
(極細のシルク)で自然な色艶と落ち着きがあります。
髪の毛の生え際から極細筆で一本一本濃淡に分け墨を入れ、
目元口元までお化粧をしています。

2.仕立て
おひな様の良し悪しを決めるのは、衣裳全体のバランスです。
正面から見て自然な体型かつ美しいスタイルかがポイントです。
 
残念なことに、安価で流通されるおひな様は、
製作段階の工程において省略が多く生地もほつれや
乱れが発生することが多々あります。

毎年出し入れ保管するとなると、管理は大変ですが、
少しでも仕立てにこだわったお人形を選んでおくと
購入当時のまま美しいおひな様であり続けます。

気に入ったおひな様があれば、店員さんに聞いてみましょう!
六枚おくみ・・・衣裳が本物の十二単衣にならって6枚のパーツで縫い合わせてあります。
桐胴・・・優れた防虫・防湿効果が特徴です。一般的にはわら胴が多く虫食いの危険があります。
木手・・・プラスチック製のものが多いですが

3.衣裳
当店では、生地にこだわり1本1本糸を染め上げた衣裳や
おひなさまの寸法に合わせてデザインされた衣裳など
職人工房の工夫とこだわりを生かした衣裳を取り揃えてございます。

縁起がいい松竹梅の柄や豪華なさくら刺繍もの、
古典的な有職文様には一つ一つ意味合いが込められています。

気になった衣裳があれば、店員さんに尋ねてみるといいかもしれません。
お嬢ちゃんへの願いに沿うようなとっておきの衣裳がみつかるかもしれないです。

今回は知っておきたい正しいおひな様の選び方を
ご説明いたしました。

ついつい台屏風に気を取られ肝心のおひな様の
説明まで聞き逃す方がいらっしゃいます。
お店のうりに惑わされることのないよう、
じっくりとおひな様を手に取って選んでみてください。

美しく、上質なものをお選びください。

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